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食べることとか大好き高校生のブログ。ツイッターのせいで変更滞り気味。SSあります。

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リリカル・イグリプス【リリなの×マブラヴTE】

今日はたまたま道を1人で歩いた。
はやてちゃんは八神家の新たな末っ子となるユニゾンデバイスを取りに管理局行っちゃったし、フェイトちゃんもリンディ提督から呼び出し喰ちゃって、だからたまたま、今日は私1人で黄金色に染まった道を歩いた。

何も考えずにぼぉっと夕焼けの空を見つめながら脚を進める。ただ、黙々と。

どれくらい経ったのか、分からなかったけど、ふと意識を集中させた。


あれ?何時もの道と・・・違う?


私は訝しげに脚を止めた。
周りを見ると、場所が違うどころか、黄金色に染まっていた筈の空が、青かった。


「・・・え?」


意識せずに真っ先に思い浮かんだ疑問。

それは。


「ここ、どこ?」


無意識に胸元の”レイジングハート”に触れていた。
レイジングハートに触れると、私はほっとして、短い溜息をついた。


「レイジングハート・・・よかった」

<良かった、では無いでしょう>

「うっ・・・」


レイジングハートの無機質な声に私は顔を引きつらせた。
確かにレイジングハートの言うとおり、今の言葉はいけなかったかもしれない。
でも、レイジングハートガいてくれて、安心したんだ。だから今の言葉が出てきた。

私はなぜかじっとしてられなくて、辺りを見回した。


「・・・フェイト、ちゃん?」


ふと眼に止まったのは金髪の少女。

それも、フェイトちゃん。

前から歩いてくる金髪の少女は、確かにフェイちゃんだった。

だけど・・・


「・・・」


彼女は私の視線を無視して、道を歩き続けていた。

でも、あの金は、あの赤い瞳は、フェイトちゃんだ。
フレームの細い赤い眼鏡の奥の深紅の瞳は、確かに、フェイトちゃんと同じ。
どういうことなの?

あの子、誰なの?

私と金髪の子がすれ違う時、何故か目があった。

赤い瞳は、冷たく思えた。


「あの」


私は振り向いて彼女を呼び止めた。


「・・・何」


苛立つ事も無く、冷静に彼女は私の言葉に答えた。
声も、フェイトちゃんだった。


「えっと・・・・」


私は言葉を濁して視線を泳がせた。


「ここ、どこだかわからない?」

「あうっ」

「顔に書いてある」


私はぎくりと肩を震わせた。
図星だった。だから、素直に驚いた。

ここは、何処?

目の前にいるフェイトちゃんは、いったい?


「・・・地球。それ以上でも、それ以外でもない。
 ここは地球だよ。もっと詳しくいえば、日本帝国海鳴基地前」


眼の前のフェイトちゃんは、さらりとそう言ってのけた。


地球、であるのは間違えないらしい。
だが、”日本帝国”?
それは一昔前の日本の呼称であった筈。
今は日本はそう呼ばれてはいない。
それだけではない。
海鳴基地だって?

私は頭をフル回転させて状況を理解しようと勤めた。


「・・・認識票、ある?」

「え”・・・」

「一応、私も軍人だし。
 それ以前に基地前にいる人なんて大概が軍人か軍属だから」


そう言って差し出されたIDカード。


日本帝国近衛軍第4試験中隊ライトニング隊副隊長アリシア・テスタロッサ中尉。

そうかかれていた。


反射的に管理局のIDカードを出して、差し出そうとした時に、私は手を止めて考えた。

ここで管理局所属であることを明かしてよいのだろうか、と。

次元世界の事を理解してもらえるのだろうか、と。


・・・ダメだ。
情報が、少なすぎる。
これだけの情報量では、判断を誤る可能性が高い。


「・・・その、私、道が良くわからなくてここに偶然来ちゃったんだ」


IDカードをすばやく仕舞って、私はそう言った。


「一本道だよ?ハイキングでもしてたの?その格好で?」


アリシアちゃんが追い討ちをかける。

私は嫌な汗をかきながらどうやってはぐらかすか考える。


「えっと、林に入った飼い犬を探してね、林を走ったんだけど、気付いたらここまで出ちゃって――」

「・・・来て、嘘だと分かってる」


はぐらかせなかった。

私は一歩ずつ後ずさる。

いつでも戦えるように、待機状態のレイジングハートを握り構えた。


「・・・」


アリシアちゃんは無言で私を睨む。
射るような冷たい深紅の瞳が輝く。


瞬間、アリシアちゃんが消えた。

いや・・・


「あっ!?」

「・・・来てくれる?」



背後に回られて、拳銃を突きつけられてしまった。
アリシアちゃんの吐く息が、体温が感じられるほど、距離は近い。


私は驚きながらも、両手を上に上げる。
もちろんレイジングハートは手放している。

アリシアちゃんは私の身体をすばやく触ってボディチェック。
その後、私の鞄を検査した。


「異常なし。・・・ねえ」

「・・・・っ何?」

「貴方がさっき手に持っていた赤い宝石って、何?」


どうやって答えようか。
レイジングハートのことを”武器”と呼んでしまえば、取り上げられてしまう。
それだけではない。今まで築き上げてきたレイジングハートとの絆が崩れてしまう。


「っ!そっ、っそれは・・・ッ」


私は必死に言い訳を考えた。
だけど、思い浮かばなかった。


なんとなく、気まずい雰囲気へとあたりは変わっていく。


ソレと同時に、低く大きなサイレンの音が響いた。



「空襲っ!?」


アリシアちゃんはすぐに上を向く。


そして、私の手を無理矢理引いて、基地へ入っていく。


「誰だ、貴様っ!?」


警備兵が慌てて怒鳴り込んでくる。


「・・・ライトニング隊アリシア・テスタロッサ中尉。こっちは連れ」


アリシアちゃんは普通にそう言った。

私は驚いた。

警備兵に、不審人物の私を、引き渡さないなんて。

基地の奥へと私たちは入っていった。


やがて、野外格納庫(ハンガー)が立ち並ぶようになった。
SF映画で見るような、巨大なロボットが二足歩行で滑走路へ出て行く。


「おっそ~いッ!」


いきなりそう怒鳴り声が聞こえた。


アリシアちゃんは早足に、先ほどの叫び声が聞こえたハンガーへ入った。


そこには、フェイトちゃんが、そっくりなこがまたいた。


「雷刃(らいば)、五月蝿いよ」

「だって、うちの副隊長おそいんだもん」


フェイトちゃんそっくりの金髪の子が、スケスケで機械的な服を纏った子が、怒鳴りつける。

すると、怒鳴りつけた子と同じ格好をした蒼髪バージョンのフェイトちゃんが頬を膨らませた。


「・・・ごめん。武御雷(たけみかづち)の準備は出来てる?」


アリシアちゃんが私の手首から手を離してそう問うた。


「できてるよ、フェイトそんの戦斧(バルディッシュ)も準備できてるんだけど、こないんだな、これが」


「私の蒼斧(バルフィニカス)も待機してるよ~!」


すけすけ二人組(とりあえず便宜上仮命名)の言葉を聴きながら、アリシアちゃんは更衣室らしき部屋へと入っていった。

置いていかれた私はする事もないし、整備員らしき人がハンガー内を駈けずり回っているので、邪魔かなと思って端っこの段ボールに腰掛けた。

良くわからない巨人が4体、行儀良く並べられているのがここから見て取れた。
巨人が手にしているのは、斧と刀だった。
突撃砲ももちろん背中にあるようだ。


「・・・うぁ」


いつぞやかの”時の庭園”で見た、鬼畜兵みたいだな、と私は巨人を見て思った。
どの機体も基本は黒で、入っているラインの色がそれぞれ違う。

コールサイン1がマーキングしてあるのが部隊長機だとすると、部隊長機の隣にあるのがアリシアちゃんの機体だろう。
ラインは緑色であるらしい。


「珍しいね」


唐突に、すけすけ二人組みの金髪が口を開いた。
私は「え?」と聞き返しながら、彼女を見やった。


「アリシアが人を連れてくるなんて、ね。
 私はここの3番機を預かってるアルテア・テスタロッサ少尉っていうんだ、宜しく」


「ちょっとぉ、僕が先に自己紹介しようと思ったのにぃ~。
 ・・・僕は雷刃・テスタロッサ少尉だよ、4番機担当なんだ」


・・・・・・なぁっ!?
      僕っ子ぉ!?


私は驚きに目を見開いて、雷刃を見やる。
蒼い髪とよくにあう白い肌と、真っ赤な瞳。
先ほどの言動からみて、末っ子なのだろうとは思っていたが、”僕”を使う子だなんて。
それが信じられなくて、ぽかんと雷刃を見やり続けた。


「ごめん、遅くなった」


途端に、声が響いた。

更衣室前に、すけすけ姿のアリシアちゃんが立っていた。


「いやいや~」

「はやく、命令しなさいな~」


雷刃とアルテアは笑いながらそう返す。


「全員搭乗。出撃準備。・・・なのはさんはブリーフィングルームで暇潰してて」


え?何で私の名を?


そう思っていると、「さっきのカードの、読めた部分に、高町なのはってあった」と、私の心を見透かしたように言った。
思わず私は赤面していると、いつの間にかみんな各々の機体に乗り込んだようだ。
発進を告げているであろうブザーがハンガー内に鳴り響く。
そして、それと同時に、巨人たちが地響きと共に動き出した。
周りを取り囲んでいた整備兵は走って退避していく。
私は座ったまま、巨人たちを見送った。

滑走路の方に、ちらっと光が上っていくのが見えた。
轟音と共に、巨人――戦術機――が海鳴基地から飛び立った。




「うわ、戦車級(タンク)ばっか」

通信機から雷刃の声が聞こえた。
別部隊の戦術機”激震”や、”不知火壱型”が戦車級を吹き飛ばしている様が、網膜投影されているモニタ越しに見えた。

「こちらライトニング2、各自着地。使用兵装自由。攻撃開始」

私はそう告げると、妹ひいては部下たちの返事を待たずに、今乗っている新型専用戦術機”武御雷壱型攻”に制動をかけて着地。
着地の振動を味わう暇も無く私は武御雷壱型攻の手に、斧を持たせてスラスタを吹かせた。
戦車級が早速攻撃を仕掛けてくる。
それを私はひらりとかわして斧を振りかぶり、叩ききった。
それだけにとどまらず、私はさらに斧を振るう。
敵が、”BETE”戦車級がどんどん数を減らしていく。

『うっは~、っ楽っしいぃ~~~ッ!』

さぞかし機嫌のよさそうな雷刃の声がヘッドセットから耳に響く。
大丈夫、まだみんないる、堕ちていない。
その事実に安堵しつつも、機体を操る事はやめなかった。
ココでとまったら、この機体もろとも肉片にされるから。

接近警報。

私は即座に機体のスラスタを使って空へ向かって噴射跳躍(ブーストジャンプ)。
すぐにスラスタのバルブを閉じて、落下速度を利用、敵に重い一撃を食らわせてやった。
そのまま止まらず斧の機動をずらして、機体右舷に展開していた戦車級を切り裂いた。
360度回転して、勢いが無くなり、機速が落ちる。
スラスタを吹かし、大地を蹴る。
噴射滑走(ブーストダッシュ)しながら兵装を突撃砲へ。
背後のロックボルトが音を立てて外れていく。
そうして取り出した突撃砲を照準、発射。
再び警報。
斜め左方向へスラスタに火を入れたままジャンプ。
身を捻って空中で照準、発砲。


『すごい・・・あれが、ライトニング』

『おいみろ!あっという間に敵が減っているぞ!』


オープン回線から他部隊の歓喜の混じった声が聞こえてくる。
その言葉どおり、レーダーを見やると、BETEはかなりの数の損害をこうむっているらしかった。

機体を空中でローリング(横転)させ、下からの敵砲撃を回避。
私はGに耐えながらトリガーを引く。
ずだん、と重い衝撃が機体と、私を揺さぶる。
吐き気をこらえて残弾を確認。
・・・すこし、心細い。
すぐさま突撃砲を放棄、再び斧を握らせた。
急降下、先ほどと同じ機動で敵をなぎ払った。



やがて敵は跡形も無く消えた。
しかし、ここから敵の巣”ハイヴ”が近いため、警戒を続ける必要があった。
近くにやってきた蒼ラインの”蒼斧”は返り血で真っ赤に染まっている。
元々黒かった機体に、赤黒い血のようなものが大量に付着して、斧を手にしている事から、ぱっと見ると残虐を終えた死神のようにも見えた。
だがそれは、私やアルテアの機体にも言えることだった。


『いや~、楽しかったぁ!
 まぁ、ハイヴ攻略よりは面白くなかったけどね!』

『こらこら、そんなにハイヴで死にたい?』

『し、死にたくは無いよ?だけどね。えっと』


雷刃が浮かれているのか、自然とアルテアの口調も柔らかくなっていた。
無論ソレは、生き残ったという安堵からくる事を私は知っている。
雷刃もアルテアも、安堵している。もちろん私も。
無事に全機帰投。実に喜ばしい限りである。


「静かに。まだ作戦行動中よ」


私はいつもの通り、そう警告してやる。
浮かれて警戒を怠れば、酷い事になるから。


『えっ!?でも、戦車級全部殺ったじゃん』


雷刃の何時もの台詞が聞こえてくる。


「おうちに帰るまでが遠足です。気を抜かないで」


わざとらしくそう言ってやると、雷刃が唸る声が聞こえた。
さてと・・・あとは他部隊に預けて私たちは帰るかな。
そう思いながら私は肩の力を抜いた。




うぁ、戦闘みじか!

オリジナル設定あり。マブラヴと違う設定も結構あるぜ。


オリジナル機体もいきなりでてきました。



ちなみにこれは「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イグリプス(TE)」とのクロスです。

文体は、リンク「この空の世界に」のカエデさんを参考にしてみたけど・・・下手だね、私。
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プロフこちら↑

高校一年生演劇部所属。
中学の時は吹奏楽部で、楽器はクラリネット(B♭)&バスクラリネット(B♭プラ菅)

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イーニァが可愛すぎww
タケミーはさらっと角なしが好き。角ありだと赤。
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